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両面使える収納間仕切り 家族の書斎

  • 執筆者の写真:  iwanaga
    iwanaga
  • 2020年3月4日
  • 読了時間: 2分

収納棚による間仕切りは、空間の広がりを保ちつつ、それぞれ用途に応じた居場所づくりができます。

今回は、ダイニングと、家族の書斎の両方で使える間仕切り収納棚を設計しました。


ダイニング側からみた間仕切り収納。この棚の向こうは家族の書斎コーナーです。

左側に見える引き戸は、奥様専用書斎ブースとなっています。



ダイニングの裏側は家族の書斎。子供たちの勉強スペースにもなります。

カウンターの下側にコンセントと、配線置き用の棚を設けています。

パソコンや周辺機器の配線が机の上でほこりまみれにならず、すっきりします。


つきあたりに見える引き戸は、奥様専用ブースの扉です。

普段はこのように開けておいて、やりかけの手芸の道具やミシンを子供たちに触ってほしくない時や、こもりたい時などは扉を閉ることができます。

小さなスペースだからこそ、落ち着ける場所になりそうです。



家族の書斎コーナーはキッチンともつながっています。

家事をしながら、子供たちにも目を届かせることができます。

子供の勉強は、個室ではなく、今やリビングやダイニングで行うのが主流となっています。

ここでは、リビングダイニング、キッチンと同じひとつながりの空間の一部を書斎コーナーとして、本や学校の道具、おもちゃなどをまとめておける棚を作りました。








この間仕切り収納は、上部の棚は、中央に仕切りがあり、ダイニング側と書斎コーナー側からそれぞれ飾り棚や本棚として使えるようになっています。

下部の引き出しは、書斎側から使うようにして奥行きを深く取りました。

ランドセルやカバン、おもちゃなどが置けます。












奥様専用書斎ブースは、引き戸で閉めることができますが、普段は開けておけます。開けっぱなしでも、違和感のないように、カウンターの奥行きを揃え、ドア枠はなく、綺麗な壁で区切られているようなデザインです。














空間をゆるやかに仕切る家具で、散らかりやすい家族のワークスペースを適度に隠し、落ち着ける居場所を作ります。

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