桜川の竹でパビリオンをつくろう
つくばスタイルフェスタ2005(2005年10月1日〜30日)のいばらき建築家ネットワーク(Iba-archi.net)の出展用パビリオンをつくりました。
竹の”しなり”を生かしたデザインのパビリオン「いもむし」。
弓状にしならせた竹を組み合わせて、いもむしのようなもこもこしたフォルムをつくりました。
その上に、ビニールハウス用のシートを被せました。
農業が盛んないばらきのランドスケープを思わせるパビリオン(展示用仮設建築物)ができました。
地元つくばを流れる桜川の竹を使い、廃棄物が少なくて済むように計画しました。
豊かな自然が残る桜川。
しかし、心ない不法投棄が後を絶ちません。
私たちは護美の会というグループをつくり、自然環境保全のための活動を行ってきました。
桜川には手入れがされないまま放置された竹が猛威をふるって暗闇をつくり、そこにゴミが捨てられるという悪循環が起こっています。
この竹を整理して見晴らしを良くしたいと考えていました。
そこで、このシノ竹を刈り、パビリオンのデザインに積極的に使うことを提案しました。
竹を弓状に曲げる加工や農業用シート張りのような建設作業のみならず、竹を桜川から苅ってくることから皆で行いました。
竹刈りは、いばらき建築家ネットワークのメンバーと護美の会のメンバー、さらに竹園東小学校の子供達も夏休みの自由研究として参加してくれました。
いばらき建築家ネットワークのメンバーと日夜議論し、デザインを練りました。
左は模型の写真です。フェスタの主催者側から支給される鉄骨のフレームに、どのように曲げた竹を固定するかが最大のポイントでしたが、この模型と同じように現物もすっきり納めることができました。
(模型.設計図製作:時空遊園)
中古のプレファブのフレームが躯体になります。
そのフレームに竹を組み上げた状態。
竹のトンネルのようです。

左横に見える黒いパビリオンもいばらき建築家ネットワークで設計しました。
これは”堅牢だけど極めてシンプルなしくみ”の企業出展パビリオンです。

10月1日〜30日、つくばスタイルフェスタメイン会場(2番街)に展示しました。

農業用のシートをかぶせてできあがりです。

つくばスタイルフェスタメイン会場(2番街)に展示しました。

中に入ると、ビニールハウスの中に入ったイモムシの気分に?
時空遊園の展示物です。
フェスタ最終日のライトアップの様子。光り輝いていました。
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